「拠って立つトリデ」って,勝手に言っていますが,なんだか,二世帯間の距離の取り方が「それぞれが拠って立つ何らかのもの」があるような気がしていて,急にそんな言葉を思いつきました。いや,単なる思い付きです…。
「ハナレオモヤ」などまだまだ悩んでいます…。
この住宅の「もうすぐ生まれる!」を簡単にでもやりたいのですが,バタバタしていてやり切れていません…。
まずはどんどん進む現場の定例会議です。
オモヤリビングの仕上がり具合/住宅「拠って立つトリデ」
オモヤも,一番奥まった場所が落ち着いていてすごくよくなりそう!。痺れました!!!
クライアントも毎日現場に足を運んでいるようで,今日も来ていました。
「なんだか,毎日のように眺めて『どんなのになるんだろうなあ』とあれこれ想像していた模型が,そのまま50倍になっているんですよね~。すごい迫力!!」ですって。
まあ,本当にそうなんです。
ハナレの空間が持つ奥行き感/住宅「拠って立つトリデ」
ハナレの一番奥もやっぱりすごくいい空間です。ハナレとオモヤの2世帯の距離感が「この住宅の住みやすさ・楽しさ」の一番のポイントになりそうです。
そしてもうひとつ,オモヤのルーフバルコニーも,チョーイケてます!
ここに椅子を置いて,ビールを飲みながら夜の庭を眺めるのは絶対快適!
このように,「オモヤリビング」「ハナレの寝室」「オモヤ寝室ルーフテラス」の3つが,独立した空間として全体の中でバランスをとっています。
玄関ホール兼階段室/住宅「拠って立つトリデ」
そして,オモヤの生活動線の中で,ここが一番のポイントだと思うのは,この「玄関ホール兼階段室」です。
この住宅に帰って来た時,出かけるとき,寝るとき,朝起きた時,一日に何度もこの空間を経由します。「玄関ホール兼階段室」自体は大した機能を持った空間ではないのですが,この空間が豊かなことによって,生活はグッとよくなります!
じつは,設計上ではこの空間に一番の力点を置いています。
「空間の結節点」の作り込みによる空間性能の向上を意図した住宅事例
空間の結節点としての玄関ホール
玄関ホールに比重を置いてます
空間の結節点としてのポーチ
この現場でも,基礎コンクリートの湿気を抜くために,やはりストーブをたいてました!!。(コンクリートのために)
以上
T島
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