ずっと真正面に居座っていて邪魔だった「ラフタークレーン(ひとつの運転席で走行とクレーン操作が行える自走式クレーン)」が居なくなるとのことで,昨日も現場に行ってきました。空はあいにくの曇り空でしたが…
前面道路から見ても,結構中庭まで透けて見えていました。この足元のコンクリート部分まで土が盛られます。かなりの低さと長さで軒がずっと続いています。
上階の「道南杉」の外壁は,耐久性が良いとの謳い文句ですが,貼ってみるとかなり節が多いなあ,と気にしていましたが,植物が入ると一気に気にならなくなりました。良かった…。
また,中に入って空間のチェックです。うまく行っているかどうか,何度もこうして確認します。
昨日の夜から急に気になりはじめていたのが,生活介護室の南北両面の風景の展開です。うまく行っているかどうか気になり始めると,寝られなくなります。苦笑
でもこうして,現地で両面を振り返ったりチラ見していると,大丈夫な気がしてきました。遠景と近景がうまくミックスされているドラマチックな空間になるのではと画策しています。一方の景色は,雑木林の地面に近い目線で,振り返ってみると壮大な遠景が目に入る,そんな不思議な景色の中で様々な方がそれぞれに活動する,そんな構成を構想しています。
またぐるりと中庭をめぐってみます。
中庭には,やはり山から採って来た落ち葉が敷き詰められていました。土の乾燥を防ぐためだそうです。
もう一歩進んで,
正面風除室から中庭を見たところです。
この写真の手前にデッキが敷かれます。ここは日向ぼっこに最適な場所になる筈です。
短期入所棟の宿泊室から見たところです。
短期入所棟には間仕切りとなる「木毛セメント板」が張られていました。
今回は,利用者さんの介護をするスタッフの手元の明るさに考慮して,白いものを使用しています。
地下支柱の施工途中でした。
こうやってぐるぐる歩き回っていると,大工の棟梁に「今日も来てんの?」って,声を掛けられました。「いや~こうやってどんどんでき上ってくる現場は本当に楽しいですね~。毎日でも来たいですよ」っていうと。
棟梁が何故か敬礼して「右に同じく!」「毎日居ても全く飽きない!」
(笑)~♥
なんかすごく楽しい気分になりました!
でも,もうひとつ気になることが出てきてしまいました…。
この前面道路から正面入り口に向かうこの場所で,「ゲート的に感じる植栽」が必要なんではと思い始めました。
そのゲートをくぐって近付いて行った方が,「ここに帰ってきた」というような不思議な感覚が沸き起こるんではないかと思い始めています。
この第1のゲートをくぐって,その上で,さらに,正面風除室のゲートをくぐる。そして中庭に到達する,…うーん,少し考えてみようっと♥
T島
森をめぐるヴィラのルーツ
中庭と言えば…
また見学会やります…
森をめぐるヴィラって,なに?
これも中庭ですね…
オープンハウス情報のお申込み