かぜをつなぎ,もりをめぐるヴィラ
新年早々,「仮称)風をつなぎ、森をめぐるヴィラ」と勝手に命名した福祉施設の足場が外れました。
早朝から,車を疾駆して現場にたどり着くまでドキドキでした…。
現場に着いてからも,うろうろと歩き回り,この建物がどこからどう見えるか,上から見たり下から見たり,建物の内部から明るさの確認をしたり(足場が外れるとそれまでの内装の明るさとがらりと変わり,素材感も全然違って見えます…),外の見え方を確認したり…。
正面から見たところ…,低い庇が水平にずっとつながっています。その真ん中あたりに中庭があるのですが,中庭の庭木が水平線を乗り越えて,上に広がる予定です。植栽の選定にも力が入っており,近郊の山から採取してきた形の良い自然木を,まるで「雑木林をそのまま移してきたかのように」展開させることになっています。この写真では見えませんが,左手には自然の雑木林が背景として残っており,そうした雑木林が連続します。
外壁が縦じまに見えているのは,下地板の継ぎ目処理のためです。このような外壁になるわけではないので,ご安心ください。
「足場が外れた」とはいえ,中はまだバタバタです…。一番かたづいているのがこの部屋です。
宿泊室とは言え,24時間の見守りが欠かせない利用者さんも多いため,「間仕切りを閉めて個室」としたりたり,間仕切りを開放して1室としたり…,プライバシーと解放感と見守り体制の間で,多様な見守り体制を想定しています。
中は本当にバッタバタで,お見せできるの写真は,この程度です…。申し訳ございません。
m(__)m
屋根の上には太陽光も!(あっ,これは足場が外れる前の写真です…)
そして何と言っても,中庭!
この中庭に,里山の雑木林からそっくりそのまま「雑木林を移植」してきます。なんと高さ8mほどのケヤキも入ってくるようで,造園屋さんも「採って来たのは良いけど,デカすぎたかなあ…」と首をかしげていました…。既にエントランスが出来かけているので,ラフタークレーンで吊って植栽用土を搬入しています。
別の住宅の現場の進捗…。
あまり外回りの写真をアップしていないのでわかり辛いのですが,広いリビングに花を活けるように「カクカクした鉄骨階段」を設置してます…。この階段,めちゃめちゃ格好良くないですか!!
このカクカク階段には,無茶苦茶エネルギーを掛けました!
っていうか,「この階段の出来で空間の質が決まってしまうなあ」って悩み過ぎて,エネルギーが無茶苦茶掛かってしまいました…。
この住宅については,また,あらためて説明します。
日常の雑記
そういえば,年末に事務所のトイレがウォッシュレットに変身し,なおかつセンサー付きの強力暖房が導入されました!快適っス!
ひとつ,実施設計が落ち着いたので,少し滞っていたブログにも力を入れます。m(__)m
T島
森をめぐるヴィラのルーツ
中庭と言えば…
また見学会やります…
森をめぐるヴィラって,なに?
これも中庭ですね…
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