2023年9月2日に,ことしも「みやぎボイス2023」を開催しました。
テーマは『100年のパースペクティブで震災復興を考える』です。
そんな開催報告も,忙しさにかまけて放置してしまっていましたが…、
昨日,福島県双葉町で第一回目の「ふくしまボイス(日本災害復興学会主催)」が開催されました。
下記はその告知を河北新報という地元紙が掲載してくれたものです。
というようなことも,放置してしまっていました…。苦笑
そして当日…
どうなるんだろうなあと思いつつ,参加しましたが,かなり素晴らしい議論がなされていました。
みやぎボイスでも何度も「福島のことを扱うテーブル」を企画していたのですが,実をいうと,なかなか思うようにいっていませんでした。というのも,『宮城の立場から見た「福島の問題の当事者性」というようなものの中に含まれる距離感』がうまく掴めていないように思えていました。
例えば,当事者であることには,ある意味での階級制のようなものがあり,「一番の当事者である福島の住民」がいるのに,「自分はどうそこに遠慮し,どういう距離感で当事者であったらいいんだろう」というようなことです。
しかし,この会に参加してそんな疑問は吹っ飛びました。
「こういう当事者たちの真摯な声が飛び交う中に身を置くことによって,私は当事者になれる」と素直に感じました。
こういう場を是非,続けていくべきだと思いました。また,きちんと記録に残すことも重要だと思いました。
T島